一章 ちょっとまってくださいよ

9/16
前へ
/32ページ
次へ
そして公園。俺の家から近いと言うだけあって五分もかからない位置にある。そしてまだ肩はだらんとしたままだ。早く治って。お願い。 「あ!り、理人さん!………… と、邪魔な奴」 遥「気にしないでくれ。僕はただ見てるだけだから何も害はないよ」 理人「どうも。ちっさいな。中学生か?」 いよいよもって犯罪だ。すっげえ。俺もついに両親の仲間入りだぜ。別に誇れるようなことじゃねえがな。つーか誇ってたら捕まるだろ。 ストの見た目は大体14か15ぐらい。声と見た目が見事にマッチしている容姿をしている。ちょっと地味だけど問題外。 「そうだ……理人さん。とっても言いにくいんですけど……」 理人「何?処女じゃないの?」 遥「それセクハラ」 俺に近づいてきて、粉々になっていない左肩に手を添えてくるスト。その手はそのまま下へと……ん?下? 理人「ぬぁぁぁああ!?手が体に減り込んでやがる!!?」 エロを期待した奴いる?いないよなまさか。 びっくりしておっさんみたいな叫び方しちまったぜ気色悪い。俺はまだ二十歳ですー! ってんなことどうでもいいわ! なにこれどうなってんの?手が完全に減り込んでるっていうか同化してるぜ! 遥「おお。ファンタジック」 理人「気持ち悪ィィイイイ!!ちょっとスト!らめぇ!ゲロっちゃう!幼馴染の前でゲロっちゃうのぉぉおおおお!!」 遥「シャッターチャンス!」 腐れ外道がァァァアアアアア!!!
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

38人が本棚に入れています
本棚に追加