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私はいつものように点呼直前にそーっと教室に入った。
早く来ると朝までいじめられるから。
気づかれないように入ってきたのに、やっぱりバレちゅった…
「てーるちゃんっ♪おはよう♪あいさつもなしなのー?」
いじめのリーダー的存在の英里がわざとしく言った。
「お、おはよう…。」
「相変わらず暗いなあ。朝から不愉快だよてるちゃーん。」
「す、すみません…。」
「あー、やっぱなんかむかつくんだよねぇ♪キモいしwww」
「…」
「なに黙ってんの?∧ω∧何か言いたいことないの?∧ω∧」
私は唇を噛み締めた。
私、なんにもしてないのに…いつもこんな事言われて辛い。
そんな張りつめた空気の中、チャイムがなった。
今日も地獄の一日が始まる…。
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