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「う、うわあぁあぁぁっ!!」
「ん?」
再びミッションに向かおうと考えていると階段の方から声が聞こえてくる。激しい轟音に混じった甲高い悲鳴が。
「……くくく、朝っぱらから深刻なダメージを負ってしまったようだ」
どうやら二階の住人が同じ過ちを繰り返してしまったらしい。パジャマ姿で鼻血を垂らした女の子が姿を現した。
「お、おはよ」
「大丈夫? 早く顔洗ってらっしゃい」
「ねぇ。うちの階段、急すぎない?」
「そんな訳ないでしょ。普通よ、普通」
「う~ん、絶対おかしいと思うんだけどなぁ…」
母と娘が言葉を交わし始める。実の親子らしく親しげに。
「おはよぉ」
「はよ」
「さっきさ、私の部屋に来て何かしなかった?」
「パンツずり下ろしてやった」
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