memory1 ドSな王子様

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はぁ… 今私、アリーナ・ラピス・メーリアリンドラー は絶望的な事をしてしまい追い出されてしまった… 事の始まりはあの事件から始まった… 私はずっと歌が大好きだった… そして毎日毎日練習していた歌を父と母が聞いてくれると言うのだ… そして私はその歌を披露した… 歌声やアクセント等はまだまだ未熟かもしれない… だか、父と母はきっと分かってくれると思ってきた… あの瞬間がくるまでは… そして歌を披露し終わった時、アリーナは我慢しきれずその答えをまだ信じれずにいる… そして歌い終わった後、 父から発せられた一言が私を狂わせた… 「別に対した事も無いのに…下らん…。」 ブチッ 私の頭の何かがキレた 「父さん!!今…歌が下らないとおっしゃいました?」 父は驚いたまたもや驚いた表情を浮かべた… がすぐに戻り「あぁ」と認めた。 「歌が下らないとおっしゃるのなら、メルヴィル・サーディはどうなるのですか?」 「っ!?」 メルヴィル・サーディ 3歳の頃に音楽に目覚め、4歳の頃にはもうヴァイオリンもピアノもヴィオラも完璧にマスターしたと言う天才音楽家だ。更に5歳の頃には作曲も始め、天才作曲家としても有名な人 だ。 5歳の頃にはあの三千万人も入るベテルギウス座を満員にするほどの腕前… それに加え美しすぎる位の美貌の持ち主… 性格も穏やかで、父が敬愛するのも無理はない… だか、 そこまで音楽に対しての好意があるなら、私の夢を応援してくれても構わないのでは無いだろうか? 「そうか…そこまでお前が音楽の道に進みたいと言うのなら…」 やっと分かってくれたのか!? さすがおとう… 「出ていけ!」 様…?
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