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「大丈夫、あと1週間でワークやれば!提出してもらうからしっかりやってねー」
さらにざわつく生徒。変わらずにこやかな先生。
悪夢としか言いようがない。
と、いうわけで私と亜紀は学校に残ってワークをすることにしたのだ。
テスト期間じゃないから、部活があるのに…。
ま、私の部活は週に1回しかないからいんだけどね。
亜紀も見かけによらず書道部に入ってるけど、毎週金曜にしか部活がないらしい。
「わぁぁぁあああ何この問題!おかしいよ!訳わかんないよぉぉぉおお!!夏乃ぉぉお、教えてぇぇぇぇええ」
「はいはい…」
今にも…いや、すでに発狂している亜紀をなだめながらワークを数式で埋めていく。
「あ、もうこんな時間」
ふと時計を見ると、5時17分を示していた。
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