七夕
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空を映して 流れる水面 満天を 一掬いして この手に 小さな宝石を 願いを載せた笹舟に 鵲のように 雨の日でも 確かに 二人の間を 渡して下さい そっと 星々の間に浮かべた 漂い、流れ 見失う 不安な顔が残されて 空を映して 流れる水面 手を差し入れて 彼女に渡したい 宝石を掬うのに ああ、 全て隙間から 零れ落ちて行く。 青年の目の前を 笹舟は くるくると 流れていった
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