ー2ー

3/6
前へ
/10ページ
次へ
「あのさ、藤井さん?この仕事、もうやって3ヶ月くらいだよね? まだ流れとか分かんないかなー?」 部長はあきれて、どこかへ行ってしまった。 主任はいつも部長のなだめ役で怒らない人。 そんな人がさっきはふざけんじゃねーよ!とか言っていた。 「冨田さんはね、サディストなんですよ、自分で商品運んで来いとか、うちの会社の女子社員はそれで3人くらい泣いてるし、泣かせないと気がすまないような人なの。 何で、ハイって、言っちゃたのよ? そこはまだ決定してないとか、逃げれば良かったでしょう? まぁ、どうせ冨田さんが有無を言わせないような雰囲気だったんでしょ。」 「すみません....」
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加