未来都市

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「は?え?どゆこと?」 「うん、さっきの話の続きなんだけど実はゴブリンは死んでいなかったの」 「剣が頭に刺さったのによ?でもそのお陰か記憶喪失で目が覚めたの」 「しかしゴブリンは今の現状を目の当たりにして自分が魔王だと思い込んだわ」 「その時ママが人間だったから私とママは牢に閉じ込められたわ、10年もよ?でもご飯はちゃんと出てて安心したわ」 「そして数日後、壁に空間が出来てそこからパパが出てきたの、未来から来たと言っていたわ」 「それでパパは勢いよく扉を壊して、ゴブリンのところへ行き、見事倒したわ」 「その時にパパに未来魔法の一部をもらったの、あと100年後に復活するからその時まで待ってておくれ、とも言ってたわ」 「そのあと地上に出て数日後、勇者が魔王を封印したと噂が流れていたわ」 「つまりゴブリンを倒した日と魔王を封印した日がごっちゃになってたって訳だ」 「私話についていけないわ……」 「まぁ何はともあれ今に至るって訳よ、あら、もう着くみたい」 「長いようで短かった旅だったな」 「まぁまぁお疲れ様!」 「」 「「「あ、ジン忘れてた」」」
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