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「そこに数字が出てくるのか?」
「はぁ!?それ以外にどんな使い道があるんですか!?」
「窓かと思った。」
「なんだ?小さい人でもいるのか?コンニチハって出てくるのか!?」
鵲は顔をしかめた。
「小さい人って、何言ってんの?この人。まさか、妖精とか信じちゃってるわけ?」
「鵲さん・・・あんた、むかつく!」
鈴音が胸ぐらを掴もうと飛びかかりかけるが、手を叩く音がそれを止めた。
「二人とも、他にお客さんもいるんだから、用が終わったら仕事に戻りなさい。」
「はーい・・・」
二人は迷惑そうな視線を背に受けながらこそこそと事務所に戻った。
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