ただしイケメンに限る

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訳分からんし、死ぬ気でイケメンから離れようとした。 その間もイケメンは笑っている。 周りには誰も居なかったし、 叫んだところで無駄なのは分かっていたけど私は必死にお兄ちゃんの名前やらとにかく叫んだ。 でも案の定誰も来ないし私の人生はここで終わるんだって思った。 私がいくら抵抗しても全くの無意味。 イケメンに服を引っ剥がされて下着もチラチラ見えてた時に 「○○(私の本名)にエロい事すんじゃねぇ!!!!!(泣)」ってお兄ちゃんの泣きそうな声が聞こえて来た。 「△△(お兄ちゃんの本名)!!!助けぇえあぁあぁぁ!!!!!!!!(泣)」 私はぎゃあぎゃあ泣きながら叫んでた。 お兄ちゃんが必死に飛んできてイケメンから私を引き剥がした。 で、お兄ちゃんもイケメンの顔見て絶句。 私はふらふらだったけど、絶句するお兄ちゃんを掴んで全速力で人が居る所まで走った。 イケメンは追いかけて来なかった。 とりあえず適当に店の中駆け込んでレイプされそうになったと助けを求めてお店の人に話して警察を呼んでもらった(お店の人は私とお兄ちゃんの状態にかなりびっくりしていた) でも、イケメンの件を話してもやっぱり首を傾げられて警察が神社の周りやその周辺を見回ってもそんな人間は居なかったし、周辺の人間も誰も知らないというお約束な状態だった でも相手は幽霊だったと思う、私は幽霊に変な事されそうになったし本当に怖かった。 幽霊に出会ってしまったというのもあったけど、 レイプされそうになったのがすごく怖い。
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