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「さて、自己紹介が遅れたわね。アタシの名前はカミナ・ブラトー。アンタは?」
「『さて、』じゃねえよ! 散々迷惑掛けやがって!」
場面転換。何とか逃げ切った僕達はどこかの倉庫に隠れている。マジで死ぬかと思ったよ。
「悪かったと思ってるわよ。アンタには助かったわ」
「恩義を感じてる奴は『アンタ』なんて言わない!」
「じゃあ名前を教えなさいよ!」
腹が立つがこれ以上は水掛け論だ。僕はお前より大人という事を教えてやろう。
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