ユリという女

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市内では、まあまあ大きい総合駅で待ち合わせ。 人が多くて歩くのがめんどくさい。 「ユリー!こっちだよ。 相変わらずオーラが違うわ。 ユリが歩くと道がひらくもん!」 「ユキ先輩、おはようございます! 全然そんなことないですよ。 偶然ですって。」 ユキ先輩は大学のサークルの先輩。 OBだから、5つも年上だけど、 すごく可愛がってくれる。 美人で派手なこの先輩は大学でも目立っていた。
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