脇役君と主人公君と球技大会

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~ファミレスにて~ その後結局飯は学校近くのファミレスでとることにした。 「しかしいきなり『明日は球技大会だ!!』はないよね~」 渡部の言葉に皆うんうんと頷く ご想像の通りまた理事長の思い付きで始まったのだ。しかも前日発表のため運営委員会設置の時間がなく生徒会に運営を半ば強制的に押し付けられたのだ。(荷物運びなどの雑用は風紀委員会にやってもらった)そのため種目も先の会議で決めて明日のホームルームで発表となっている。 「明日の審判などは風紀委員会がやってくれるそうだから私たちも『生徒会チーム』として参戦するぞ!」 「凜、明日はクラス対抗ですからそういった形はむりですわ」 「いや愛里よ、実は理事長先生から『明日は生徒会は生徒会チームとして出てくれ。その方がなんかラスボスぽくって盛り上がりそうだし。』と言われたのだ。」 考えることが一々ガキみてーだなあのおっさん 「じゃあ、今日は決起集会ということで食いまくりますか!…卓哉の奢りで」 「待って潤!?僕奢らないよ!?」 「冗談だよ」 その後楽しく食事をとり帰宅した。
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