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そろそろ潮時だな……
「卓哉」
「何?潤」
「いい案がある。少しスピードを落とせ」
「えっ!でも……うん」
卓哉はハーレムズが追いつくことを危惧したが素直に従ってくれた
「んじゃちょっと耳貸せ」
「う、うん」
そう言ってお互い近づいたところで……
トン
「え゛……」
俺はハーレムズにパスをするように卓哉の胸を軽く押した
「きゃっ!?」
ハーレムズの一人が卓哉を受け止めようとして盛大にこけた
「ちょっ…!潤!どういうこと!?」
俺は少し卓哉達と距離を置いてから
「卓哉!俺はお前なら絶対生きて帰ってくると信じてる!それじゃ!!」
「潤のばかぁぁぁぁ!!」
その後、黄色い声と卓哉の悲鳴が聞こえたが無視することにしそのまま駆け足で学校に向かって行った。
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