脇役君と主人公君と学生の敵

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「まぁ久しぶりにやるか。最後にやったのは……ん?」 記憶が途中から抜けてるような…… 「どうしたの?」 「いや中3の秋頃から事故前までの記憶が曖昧なんだ。」 「……!?あ、あれだよきっと入学直後の交通事故の後遺症だよ!」 「ん~、まぁそうかもな」 卓哉の態度が少しおかしかった気がするが気にする程の事じゃないしいいか 「そういえばさ卓哉。潤って事故前より事故後の方が明るいよな」 「そうなのか?」 軽く記憶喪失なため卓哉に尋ねる。 「えっ、きっとまだ入学直後で話す相手も余り居なかっただろうし。それに卓哉は人付き合い苦手だし」 確かにそう言われればなっとくだわ 「そんな話しはともかくとして、勉強会どこでやるか」 「潤の所じゃダメなの?」 「ダメじゃねぇけど卓哉がくるとなるとハーレムズも芋づる方式についてくるだろ?家そんなに広くないし」 「大丈夫だよ!十分だよ!!(もし僕の家になると姉さんと母さんが僕の邪魔しそうだし)」 何か変な副音声が聞こえた希ガス 「分かったそれじゃあ人数は5人か」 「おい一人足りなくないか?」 暫く空気だった浩二が意見する 「あっ、浩二忘れてた」 「酷い!!?」 「すまん0割冗談だ」 「なお酷いわ!!!」
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