脇役君と主人公君と学生の敵

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~時は飛んで放課後~ え?飛びすぎだって? じゃぁいいよあれ言うから キングクリムゾン!! 「てなわけで放課後」 「潤、いったい誰に言ってるの?」 「気にしなーい、気にしなーい」 「遂に頭いかれたか」 「てめぇにだけは言われたかねぇよ、モブA!」 「だから俺は浩二だ!!」 「でだ、他の奴等はどうした?」 暇さえあればいつも卓哉に寄生してるハーレムズ一人も見当たらない。 「みんな一度家に戻って荷物整理してから来るって」 「あいつら俺の部屋分かるのか?」 「一度僕の家に集まってからそっちに行くよ」 「あっそ、浩二も一旦家に帰るのか?」 「あぁ、帰るぞ。てかそうしないと勉強道具無いし」 お前学校に何しに行ってんだ。睡眠学習の俺でさえ最低限の量は持っていってるぞ(宿題等の提出物の為に) 「それじゃぁ俺はお茶菓子の準備でもして待ってるかな」 「潤、激辛フルコースだけは止めてよ。」 「何だよそのおぞましいの!!?」 「……潤の他人弄り用定番コース」 「安心しろ今回はもっと面白いのだから期待しとけ!」 「潤が言うと全く期待できないよ……」 暫く談笑したらそれぞれの帰路についた。
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