脇役君と主人公君と学生の敵

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~開始30分後~ 「卓也!!そこなら私が!!」 「卓也さん!ここを教えて下さい!」 「卓也~!そこの計算ちがうよ!」 「みんなちよっと待って!?取り敢えず愛理!教えてくれるのはありがたいけど腕に抱きつかれると書けないから離れて!それと鈴!聞きたいなら僕より潤の方がいいよ!それに可憐!指摘ありがたいけど腰にだきつかないで!何か当たって「わざとだよ?」なおさら止めてぇぇぇぇ!!最後に潤!助けてぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 すまない卓也、俺はあんなカオスに突っ込む勇気はない。 それに今俺は…… 「浩二!てめぇ何でXに代入するはずの値をYに代入してんだ!!」 「え?あっ、じゃぁこれでいいのか?」 「そこはいいが何で2+3が4になるんだ!?義務教育期間何をしていた!!?」 「ふっ、勿論寝てたに「真面目にやれ!!」…ずみばせん!!」 浩二に付きっきりだからなぁ。 てかコイツバカ過ぎだろ。精々赤点ギリギリ組かと思ってたけど余裕で赤点組だったとは……。 教えることがここまで辛いとは思わなかった。 全国の教師に脱帽!! その後余りの煩さにお隣さんに「うるせぇ!!静かにしてられないのか!!!」と怒れた(´・ω・`)ショボーン
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