脇役君と主人公君と生徒会

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『1-F 斉藤 潤。放課後生徒会室にくるように』ブツッ 昼休みいつも通り屋上で飯を食べているとスピーカーからアナウンスが流れた。 「潤!いったい何したの!?」 「卓哉落ち着け。俺は何もしてないし、例え何かしていても普通生徒会室には呼び出さねぇだろ」 引っ付く卓哉を引き離しながら諭す 「あっ、そっか」 どうやら納得したようだ 「そう言えば今の声女子生徒だよな。今の会長って男じゃなかったっけ?」 しかもその女子生徒の声をどっかで聞いたことがあるような…… 「……斉藤、あなた…」 西園寺が憐れみの籠った目を向けてくる。 そしてそれに乗じてか他のやつもそんな目で見てくる。 あれ…?目から死海が…… 「潤、この高校の生徒会長はね、秋季での『定例選挙』が一般的だけどね稀に『特選』という生徒会長の座を賭けた特別選挙を行なって勝てば生徒会長の座につけるっていうものがあってこないだのHRで投票用紙渡されたよ。」 卓哉、説明乙www そう言えば前にそんな紙渡された気がするが、何も書かない内に回収されたきがする。
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