脇役君と主人公君と日常

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「そういや朝から美少女三人に追いかけられてたな」 「え、まぁもういつものことだけど」 『ビクッ』 「しかも『愛の力』だっけ?すごいスピードだったな」 『ビクッ!』 「ちょっ!止めてよ恥ずかしいよ~」 「しかも早朝から玄関先に張り込んでるんだろ」 『ビクッ!!』 「潤!ホント、恥ずかしいから!!」 非リア充諸君がそろそろ限界かな…… 「そういや今朝はハーレムズの一人を押し倒してたな。ハーレムズも顔真っ赤にして満更でもなかったな。」 「待って潤!それは潤が押『リア充を殺せぇぇぇぇぇ!!』ちょっえぇぇぇぇ!?」 卓哉は我慢の限界に達した非リア充諸君に追いかけられて教室をでていった 「はっはっは、愉快愉快」 バン!! 「『愉快愉快』じゃないですわよ!!」 「!?」 いきなり机を叩き怒号を飛ばしてきた方を見ると…… 身の丈155、金髪ツインテールで豊満から一番遠い胸の持ち主の『西園寺 愛理(サイオンジ アイリ)』 「幼なじみなのにどうしてあんな酷いことができるの!!」 身の丈145、オレンジのショートヘア、顔は童顔だけど巨乳の持ち主の『渡部 可憐(ワタナベ カレン)』 「モブキャラ風情が調子に乗らないでください!!」 身の丈は165、絹のような背中まである黒髪、少しつり目で平均的な胸の持ち主の『阿部 鈴(アベ スズ)』の三人が俺を囲うように立っていた。
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