悲しい過去 フリーザVS在原

8/33
前へ
/62ページ
次へ
目の前の闘いを眺めながら呟く。在原はすぐに距離を取ると、だらりと腕を垂らし深く息を吐いた。 在原「………少し、君の事を侮っていたよ……」 フリーザ「甘く見られたものだな、このフリーザも……」 在原「………本気でやろう」 在原はピッコロかな?なんて思えたのも一瞬だった。 在原はそう告げると首にかけられた神玉に触れ、気を増幅させていく。その力の大きさに流石にボクも気づき、発生した突風から腕で顔を守りフリーザくんに叫んだ。 及川「フリーザくん!!!」 フリーザ「な……何だ…?」 在原「………行くぞっ!!」 『ズオッ!!!』 フリーザくんもその異変に気づいた時、在原は片手をフリーザくんに向けエネルギー波を放つ。 速度も威力も先程より増した攻撃に慌てて横に跳んで避けるが、いつの間にか接近していた在原はフリーザくんの顔面に拳を叩き込み、腹にエルボーを喰らわせるとそこから回し蹴りを決めフリーザくんを蹴り飛ばした。 『ズガァッ!!!』 フリーザ「ぐはっ!!!?」 在原「どうだ………これが選ばれた者の力……ボクの力………だ…!」
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加