片想い

3/7
前へ
/163ページ
次へ
ある時、気付いたのだが…。 我は、ある人間の男に恋をしていた。 爽やかな笑顔、低めの明るい声…。 優しそうな人…。 というより、優しい人だ。 だけど、なかなか思いを伝えられず 時間だけが去っていく…。 漸く、気付いてくれた。 そして、色々な事を二人きりで話しをした。 彼には、付き合ってる相手が居た。 …終わった…。 そう思ったが…。 諦めきれない。 そのせいだろうか? 友達として付き合う事に…。 「辛いかもしれないけど…」 と彼が心配したが…。 そういう事自体を経験した事がなかった。 「大丈夫だよ」と答えた。 彼は器用な人だった。 その魅力に更に惹かれる。 これからも、どんな形であれ 我は汝と関係を続けたい。
/163ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加