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初めまして、hell catです。
著作権的に人のもの、しかも既に出版されているものを書くのはどうなのかと思ったのですが、
どうしても紹介したい大好きな絵本だったので書かせて頂きました。
もし何か法律的なものに引っかかるのであれば、消去してくださいと此処に書いておきます。
この絵本を見つけて読んだのは、私が高校生のときでした。
独りでの下校途中、バイトも無かったので学校周辺をブラリと散策していたところ、
感じのいい本屋を見つけました(ちなみにその本屋はもうなくなりました)。
螺旋階段や隠れ家のような子供用の本コーナーなど、
秘密基地を思い起こさせる内装にわくわくしたのを今でも憶えています。
元々本が好きだった私は、そこを出るのに2時間は掛かっていたと思います。
2時間掛かって買ったのが3冊って言うのも寂しい話なんですが、手持ちのお金がありませんでした。
本当はもっとたくさん買いたかったです。もしまたどこかでその本屋を見つけたら、色々見てみようと思います。
3冊買った中の1冊がこの「やさしいつめあと」でした。
絵本を手に取ること自体数年ぶりだったので、心臓はドキドキと高鳴り、今にも踊りだしてしまいそうな感覚だったのを
今でも憶えてます(実際には盆踊りくらいしか踊れませんが)。
横長の表紙にどこか寂しげな黒猫が書かれている絵本に惹かれ、その場で思わず立ち読みしてしいました。
後にも先にも、その場で読み終えた作品はこの本のみです。
写真集でさえ最後まで読んでしまうと買わなくなってしまうので・・・。
内容は読んでもらった通り、黒猫の思いなのですが、
絵本の挿絵と言うのでしょうか。
水彩画であろうその絵の綺麗な彩にも関わらず、哀愁とでも言うのでしょうか?
そんな寂しげで儚い絵もこの絵本の魅力だと思います。
もし気になったら本屋で探してみてください。
読んでくれて有難う御座いました。
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