バイト

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「廉造・・・さん」 夜の廉造さんは怖いっ 何をするかわからない 「椎名っいやっ和芭っお前のあの仕事は金がないお前が稼ぐためにやっているから許す」 分かっている 「あれも昔からやらせているから許すっだがそれ以外でお前がネコになることは許さない」 ギチッ 「いっ・・・」 顔が真剣になっていくにつれて掴む力も強くなる 「そのことは身体で教えてあげようか?」 ゾッ いっ・・・いやっ 誰かっ 誰か助け 「親父!?」 「理事長!!」 助かった・・・ 「大丈夫か?」 「息吹っ颯太っ邪魔するなよ」ハァ ユル 芝居か? いやっ本気だった・・・ 本気で俺に怒っていた 「失礼します」 「椎名っ」 「真田っ」 「俺の部屋に来い」 「欲求か?」ククク 「違うっ手首見せろっ」 ・・・ 「ほらっ」 俺の手首にらくっきり掴んだ後があった 「心配した通りだっ」 「・・・」 俺の自業自得だ ・
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