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｢･･･んっ｣
｢起きたか？｣
｢･･･｣ﾎﾞｰ
寝相悪いなこいつ
｢何時？｣
｢朝の6時っ｣
｢飯･･･｣
｢あるぜ｣
俺はいつも5時におきる
理事長から預かっている資料と親睦会の後処理
｢んっ｣ｺﾄｯ
｢ありがと｣
｢俺は仕事するからっ静かにしろよ｣
｢あぁ｣
親父似の目元に母さん似のくせっ毛だけどそれ以外は似ていない
母さんは茶髪親父は黒俺は茶髪なのにこいつの自毛は金
光りも通さない真っ黒で不自然な目
同じ親なのにどうしてこんなにも違うんだ
｢真田っ｣
｢ん？｣
｢洗うか？｣
｢んじゃっよろしく｣
理事長にも知らせてないっ
しかも昨日届いてびっくりしたっ
てっきりチャラ男がかと思っていた
｢近親相姦･･･｣ﾎﾞｿ
やっちまったわ･･･
親父っ母さんっゴメン
｢真田っお前最近おかしくね？｣
｢なんでだ？｣
｢だってよっ俺を嫌いで嫌悪感いっぱいな目で見ていたのに最近親切じゃね？｣
それか･･･
今さら俺らは兄弟でした
とか言われたら戸惑うだろ
｢お前が休戦とか言うからだろ｣
｢そっか｣
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