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彼は自分自身の存在理由を考えた。
彼は誰にも必要とされず、
彼の事を知るものは誰も居ない。
これから、また誰かと関われば自らの不幸に
巻き込み死なせてしまうのでわないか?
それならいっそ、誰とも話さずに、会わずに、誰の事も考えずに生きてゆこうか。
ならば、生きている理由は?
わからない、理解したく無い。
生きている理由なんて無い事を。
そして、しばらく悩み
彼は望んだ、
『この世界から消えたい』と
彼は望んだ、
『遠いところへ行きたい』と
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