〈出会い〉

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昔々の森のずっと奥… きっと貴方が想像するよりも、もっと奥深い森の中人の声はなく、鳥や鹿木々の囁きく音。 すごく豊かな森の、その森の中でポツリと小さな家がありました。 そこには、小さな女の子とお母さんが暮らしていました。 誰が見てもその子は可愛いらしく、一目で好きになる人もいました。 その女の子の家から少し離れているおばあちゃんは女の子をすごく可愛いがりました。 ある時、おばあちゃんは女の子に赤いずきんを上げました。 女の子はいつでもそのずきんを被りました。 そこで、みんなはその女の子を見て「赤ずきん」と呼びました。
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