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津戸「モノをパワーに吸収する。それが俺様の能力だ。」
────
続いて別の教室。
そこには城下と敵側のフードの男があいまみえていた。
城下「得体の知れねぇ野郎だな」
?「……ふん」
敵の能力がわからねぇなら
こっちから攻めてみるか
そう思い、手を向けてみる。
城下「空砲大砲(ヴァンスロッド)!!」
城下の掌から空気の大砲が放たれる。
当初のものとは比べ物にならないくらいの量の空気が撃たれていた。
しかし、
男はそれを片手で払い除けてしまった。
城下「なんだとっ!?」
?「……弱いな。圧倒的に」
城下「あ?」
?「……お前ら摩天楼西は弱すぎる。何が空気砲だ」
案外その通りである。
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