危険な隣人と変人な双子が揃うと俺は通常でいられるのか?

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ガラガラ… 教室のドアが開いた瞬間…そこから俺の平凡な日常が狂い始めたのだった。 転校生の2人が教壇に 上がって自己紹介をし始める。 「僕は山下帆波だよ。んぅ~…と立夏の兄でぇす★よろしくぅ。あっ黒まめ…待ってぇ~。」 とか言って兄貴らしいやつは猫を追いかけに行った。 「山下立夏だ…腐れ愚民ども…近寄ると……呪う。ククックック…」 とか言う変人厨二病な妹のほうは顔を真っ赤にして そんなこと言って兄貴を追いかけに行った。 クラス全員 「…………………………」 と思うだろうな。 アイツだけには通用しなかったらしい… アイツ…ってのはアイツだ。くそ哀れな変人春゛くんだ。 奴は目をキラキラさせよだれを垂れ流しにしながら双子をケータイで 写メっていたのだった。 あいつ…いつから犯罪者だったっけ? 「…先生ーすみません。ここによだれ出しながら哀れに盗撮してる変人がいますー。警察に通報しに保健室行ってもいいですかぁー?。」 こんなこと言うが冗談ではない俺は本気で通報したいし授業をサボりたい訳だ。
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