転生したかったんだ

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「これでいいかな?じゃあ飛ばすよ?」 「おう。いいぞ…あ、大事なこと忘れてたがな」 「なんだい?」 「俺、『魔盲で捨てられた子が実は最強でした』系主人公やりたいからさ、最初生まれた時は魔力とか封印しといて!」 「君って奴は……それは凄くきついよ?あの手の子はさ、ホント運がいいんだよ?運よく優しい人間に見つけてもらえたから最強になれるわけで……見つけられずに魔物に食われたら、この物語終わっちゃうよ?」 「大丈夫さ!!ちゃんとギルドマスターかなんかに見つけてもらうから!!」 「うーん…君ならなんかやりそう…じゃあいいや。今度こそ飛ばすよ?」 「おk」 「じゃあいってら~」 そして俺は神の空間から消えた。 「……う?あれ…?ここは…?僕、女の子を庇って轢かれて死んだはずじゃ……」 「……あれ?転生させる子、間違えた?」
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