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男はもう１つあると言うと一回り小さなオレンジ色の楓を見せてくれた。
私はそれで良いと言って小さい方を手にした。後で良く考えたらペアペンダントだ！
男は代金はいらないと言う
「商売なんだから駄目よ」
私はお姉さんぶって千円札を出してアトにした。
帰りの電車の中で無性に着替えたくなって途中下車をしてトイレで着替えた。
降りたのは三軒茶屋だった荷物をコインロッカーに入れて町をふらつく事を決めて歩き回った。
すっかり夜になってしまい。こじんまりとしたイタリアンの店で食事をしようと思い店のドアを開けようとする。
「かえで～♪」
聞き覚えのある声がして振り返るとシルバーアクセサリーの男が居た。
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