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突然の出来事にお互いの男を止める女2人
「あんた喧嘩なれしてねぇなぁ」
元カレは唇を噛み締めて握り拳を作る
「自分のプライド傷つけられた位で殴る様じゃ大した事ねぇよ」
男2人はそれ以上騒ぎを大きくする事は無かった私と恭介は電車に乗った。
「送ってくれなくても良いのに」
「大丈夫部屋までは行かないで駅でとんぼ返りするからさ」
恭介の言葉には魔法が有ると思った言葉ひとつひとつに私の心は不思議と癒される。
私の目には何故か大粒の涙が溢れていた
「泣きたかったら泣けば良いよ俺彼氏じゃ無いから胸は貸せないけど肩なら今空いてるし」
私は思いっきり首を振ってみた
「恥ずかしく無いって楓の泣き顔を見て笑う奴なんてこの電車には居ないから」
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