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修羅丸は痛そうに立ち上がり袴に付いてあったゴミを
払い稽古に望んだ
「避けたら帰れるんだな。さっさと稽古始めようぜ!」
師匠はじーいっと修羅丸の目を凝視して
修羅丸の方へ猛スピードで走ってきた
「行くぞ!!修羅丸!!」
修羅丸は師匠の怒鳴り声で腰を抜かしてしまったのだ。
そして
師匠は竹刀を上に上げ修羅丸の頭におもっきり叩こうとする!
すると
修羅丸は師匠の竹刀を両手で受け止め
師匠の腹部に中段蹴りをし、もう一発腹部に中段蹴りをする。
しかし
師匠は全然びくともしずに
修羅丸の腕を掴み、立たせ、顔面に一発殴る。
すぐさま中段蹴りをお見舞いし
最後には修羅丸の胸に竹刀でおもっきり、突きをしたのであった。
修羅丸は後ろの方へと吹っ飛び、後ろの壁に背中からぶつかったのだ。
ドタァン!!
「いってぇ!…殴りは、反則だろぉ!! 」
「戯けがぁ!!!戦いに反則もくそもないわ!!お前がいつも稽古をサボるからこうなるんだ!
この馬鹿者が!!」
修羅丸は師匠の言葉で怒りの糸がプチンと切れた。
「このおおぉ!くそぉおおおじいぃいじいぃい!!!!」
「ハハハハ!!やっとやる気を出したか!その調子だ!修羅丸!」
修羅丸は怒りに身を任せ師匠の方へ走って行った!
そして
師匠は竹刀を握り絞め修羅丸の動きをみていた。
(右に移動したか!次は、左に!次は……そこか!!)
すると
師匠は竹刀を捨て殴りかかってた
修羅丸の腕を掴み背負い投げをしたのであった。
「あ~あ~おれ~回っちゃってるよ~」
その数秒の間に修羅丸は色んな事を思ったのであった。
ドスゥン!!!!
修羅丸は倒れたまま、またもや、気を失ってしまったのだ。
「また、気絶したのかこの馬鹿は…」
師匠はあきれた顔で修羅丸の顔を見て言う。
そして
修羅丸は気絶をしてしまったのでそのまま、夜を迎えたのだ。
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