NOBI NOBI MAX

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「まだやるか?」 転んでいる男二人を睨み、殺気立つ顔で言う。 「ひぃいぃぃい、す、すいませんでしたあぁ」   「お、おい、置いて行くなよ!!」   男達は、その場から逃げ出しぼろぼろになりながら却っていった。 すると、木の陰に隠れていた女性が修羅丸に近寄ってきて  一言いた。 「あ、ありがとうございます。私の名前は、長澤 南と言います。」   南はとても、可愛らしい子だった。 「俺は、長木 修羅丸だぜ!よろしくな!!」 すると、南はクスッと笑ったのだ。 「おい!何で笑うんだよ!」 「だって、面白いんですもん」 南は、修羅丸の喋り方に可愛らしさ感じ、笑ってしまったのだ。 すると 南は、大変そうに、修羅丸の腕をみた 「大変です! 腕から血が出てる!私の家はすぐそこですから、来てください!」 「こんな、ケガ大した物じゃねぇよ。」 そう、修羅丸が言うと 南は 無理矢理、自分の家に連れて行こうとするのだ。 数分間歩くと、川が流れており、その向こうに小さい家が見えてきたのだ。 川の橋を渡り、南の家に行こうとする。 「ここが、私の家です! 父と二人で、この家に住んでいます。」 そう南が言うと、南が先に家に入り、その後に、修羅丸が入っていった。 「お邪魔しまーす」 修羅丸が言う。 すると 「誰だ!!!!! 」 いきなり、男性が大きな声でこっちに近づいてきたのだ。 男性は数ミリ感覚の近さで、顔を近ずけた。 「誰だ、お前は! 南の彼氏か!」 「お父さん!やめて!この人はさっき私の事を助けた人なのよ!!」 南が言うと、お父さんは驚き、申し訳なさそうに、修羅丸に謝るのだ。 「そ、そうだったか!!それはご無礼な事をしたな!本当にすまぬな!若者よ。名はなんと申す?」 「俺は、修羅丸って言います!」 修羅丸は一度礼をし、南のお父さんに挨拶をしたのだ。 南はお父さんに、呆れた顔をして、廊下に足を入れた。
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