幼少期

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家と世間と苦痛の中で(幼少期2) 家に帰ると、母に速攻怒られた。 どうやら門限ではなく、いつもより帰るのが遅くなる事自体NGのようだ。 私は門限を確認したが、関係ないとの事。 勿論門限過ぎに帰宅すれば出ていけと 自分のお小遣いや大事な物を 捨てられる。 また、学校に物を持ち込めば苛めっ子らに奪われる。 安全な場所は思い当たらないので 毎日帰宅=怒られる生活を 繰り返していた。 その影響で私の身体に変化が訪れた。 過度のストレスによる白髪、 また寝ている間に自分の髪の毛を 抜いてしまう自傷行為が 始まってしまったのだ。 お陰で日に日に髪が薄くなり、 その行動を偶然目撃した教師が 家庭訪問に来た事もあった。 しかしそれが原因で更に虐待は悪化し、父の暴力はあざがつかない、または平手打ちで傷が出来ない程度に 痛めつけ、侮辱というような 流れが出来上がってしまった。
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