幼少期

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小学校3 そして、次の日。 私は嫌々ながらも学校へ行った。 自分の机に座ると、どーっと疲れが 押し寄せる。 苛めっ子は幸いにも隣のクラスの方が多く、 このクラスの私の隣の席と 窓際の席にしか居ない。 そして何より、真希は私の前の席なので 隣は苛めっ子の方でもリーダーに 命令されてやらされてる感が顔に 出まくっているタイプの子なので 憎めなかった。 真希は既に席についており 私に気づくとすぐ声をかけて来た。 真希「おはよー!昨日はどうだったー?」 私は笑いながら答えた。 奈都「ごめん!!それがさぁー、道間違えちゃったみたいで迷子になっちゃったから来た道を戻っちゃった。せっかく教えてくれたのにごめんね;」 真希はふーんと言いながら、しばらく黙った。 そして急に言い出した。 真希「そだ!今度奈都の家に遊びに行っていい?」 私は悩んだ。 親がもし、友人に何かしたらどうしよう。 遊ぶものは何一つとしてない、例えれば ゴミ屋敷のような家だ。 幻滅されないだろうか・・・。 でも、あれだけ世間体を気にしている人間だ。 友人が家に来ても友人には手を出さないだろう。 怖いのは彼女が帰ってからであるが 私は、OKの返事を出した。 彼女は凄く嬉しそうにしていたが 私はこのとき嫌な予感がしていた。 家に帰り事情を話すと、 大反対された。 当然と思ったが真希に話しても 遊びたい!!の一点張りで 翌日再度挑戦。 ここで断ったら、虐待疑惑の件もあるし、世間体が悪いと判断したのだろう。 母は最終的に折れて、渋々okを出した。
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