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そんな彼に冷たい視線を送りつつ、タクミはその童顔に似合わずブラックの缶コーヒーを手に取った。
「タクミン、タクミン!
ちょっとコッチ来てよ!」
店内の誰よりも背の高いミツルはどこにいるのかわかりやすく、背が高いってこういう時便利だよな~と思う。
ミツルはレジ近くのおでんコーナーを指さし、「おでん喰おう!」と言った。
四角い鍋の中には出汁の染み込んだダイコン、こんにゃく、タマゴ、ちくわぶが所狭しと詰められている。
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