おやすみ

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気が付くと俺は、見慣れた場所へと立っていた。 ……日差しが強い。 確かさっきまでは、もう日は沈みかけた夕方だったはずなのに。 それに、室内に居たはずだ。 一体何が…… 「……る、昴(すばる)!」 「えっ?!」 俺の名前を呼ぶ声に振り向くと、 そこには、元秋(もとあき)――俺の好きな人が立っていた。 ……ああ、戻れたんだ。 俺が戻りたいと願ったあの日に。 「どうしたんだ?ボーっとして」 さっきから呼んでたのに。と、元秋は少し、不機嫌そうだ。 「悪い、何でも無いよ」 そう答えて、歩き出す。 ……俺はあの日、この後彼に告白した。 その後の事なんて考えたくも無い。 何度、後悔しただろう。 でも、やり直せるんだ。 俺自身が、未来を変えられる。

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