にょたいか!! 4

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「健康的でいい色の血だね」 と、医者に誉められた 「はぁ、ありがとうございます」 とりあえずお礼を言っておく。 「いや~、前の誰だっけ……あっ!そうだ、本郷君だ!いや、彼の血があまりにも不健康だったから、彼はあれかな?朝昼晩と砂糖水で生活しているのかな?」 「いや、それはないと思いますけど……」 幹宗の血はよほど汚い色をしていたらしい 戻ったら幹宗に伝えてやろう。 「はーい、じゃあもう良いですよ~」 ナースがそう言ったので、俺はバスから出た。 ちなみに俺が男子の最後なので次は女子が待っていた。 「ねぇ、前田君、痛かった?」 と、一人の女子が聞いてきたので「いや、そこまで痛くはなかったよ」と言って自分達の教室に戻っていく 教室では男子達が楽しそうに話していた。 どんな話をしているんだろう。そう思い輪の中に入っていく 「あの医者、ぜってー女子になったとたん、変態とかすよな」 『うんうん』 医者ってかわいそう、そう思う前田であった。
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