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女子も全員戻ってきたので帰りの会が始まった。
「やっと帰れるぜ~」
全く持って同感だ。と思いながらも帰りの会を聞いていく。
「明日は普通の授業なので忘れずに~」
先生がそう言うと『はーい』と、生徒達が返事をした
「それじゃあ皆さんさようなら。」
『さようなら~!』
相変わらず元気良いよなこのクラス。
まぁ、このクラスの良いところはそこでもあるんだか
「前田~一緒に帰ろうぜ~」
この声は、と振り返ってみるとそこにはやっぱり幹宗がいた、だが今回は後ろに林君までいる。
「途中までなら良いぞ」
と、言い三人で帰ることにした
帰り道が一緒って訳ではない、ただ、校舎から駐輪場まで地味に距離があるからだからだ。
「あれ?幹宗、部活は?」
幹宗は剣道部に入っている。ちなみに俺は軽音楽部、林君は馬術部にと、それぞれ別々の部活に入っている。
「俺が部活に行くと思うか?思わないだろ?いや、思うはずがない!」
新手の自問自答かよ………
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