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幹宗と楽しい会話をしていたら、すぐに教室についていた。
「みんなおはよ~」
返事ゼロ
「泣けてくるね~前田君」
「慰めになってねぇよ幹宗」
いつものことだから気にしないのだが・・・
「林君おはよー」
俺が話しかけたのは「林俊介」と言う男だった。
彼は見るからにして頭が良さそうな顔をしている。(実際にそうなんだが)
「・・・おはよう・・・・」
相変わらず口数が少ないのがあれだが、意外と仲が良かったりする。
「・・・ん?林君、なに読んでるの?」
「特急列車殺人事件・・・」
ミステリーや、サスペンスが好きだったりする。
俺の席は真ん中の一番前とゆう、本当に何にもできない席なのだが、林君が隣なので、楽しいと言えば楽しい。
と ここでチャイムがなった。
その瞬間生徒達が教室に向かって全速力で走ってきた。
『セーフ!!』
いつもの遅刻組だ。
「はい、ダメ~!」
先生がその生徒達に向かって言った。
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