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お説教を堪えたクレイツは若王子.赤竜.銀候狼.
ハモン.
その他将校を交えて.
軍議を開く
「知っての通り.
グロリア帝国に単身乗り込み、敵国の"将軍"と
直接対談をしてきました」
ウワサハ.ホントダッタカ…
ナニヲ.カンガエテルンダ…?
ジサツコウイ…
ざわざわと騒ぐ場内.
「静かに!
…本来ならば.
此方に利益を生む提案の
一つ.二つを獲得…
と、考えておりましたが.
どうも敵国の将軍も馬鹿ではない様子.
僅かな対談時間では
何も成果が得られず.
むしろ、話は"悪い"方向に転がりそうです.
ハモン君.現在の我が軍の練度は如何程でしょうか?」
「半数の兵士は
帝国の騎士と対等.
残り半数は帝国の兵士と同等かそれ以外でしょう.
如何せん.
訓練が一月程ですから.」
5カ国の中でも
1.2を争う兵士の強さを有するグロリア帝国
一月で半数と同等とは
対した物だ.
だが…
圧倒的に兵士の数が違うグロリア帝国15万の兵対グレイバー砦独立軍1万弱...
話にならなかった...
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