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翼竜３体が矢の嵐を掻い潜り乗せている人間と共に上空から空襲する.
「ヒエナ保護魔法空域を抜けた！!
爆破魔法ダンダルをお見舞いしてやれ！!」
「はいよ隊長！」
砦頂上を低空飛行しながら弓隊目掛けてダンダルを放つヒエナ.
通り抜け様に放ったダンダルは弓隊数名を爆散させる.
「ヒューやるぅぅ!!
…おらよ!!!」
一方.
ガイは人間が飛び散る中を掻い潜り軍馬刀で一閃
辺りに血飛沫と人間の首が舞う.
「ガイ.ヒエナ!!
敵将らしき人間を発見した！!
俺に続け!！!」
「「了解!！」」
第７飛行部隊ダルト隊長が先行して敵将目掛けて急降下する.
その後ろからは急旋回
して付いてくるガイ.
ヒエナが居た.
「貰った…っく！」
ｷﾞｬﾘ…
敵将目掛けて滑空した
ダルトは長刀を抜き
一閃しようとした瞬間.
敵将の長刀が目の前に来たのを咄嗟に避ける.
いや...
兜を犠牲にして.
「ガイ.ヒエナ!！
奴に近付く…な?」
ダルトが旋回して後続に居るガイとヒエナの方向を見ると.
見知った者の首が宙を舞っていたのだった…
「ガイーーーー!！!
っく…そ!
ヒエナ無事か!!」
「は、はい
でもガイが…」
一方ヒエナはガイが犠牲になった事で敵将から逃れる事が出来き.
ダルトと合流を果たす.
「あのやろう!!」
ダルトは歯をギリギリと噛み締めて翼竜の手綱をグイッと引っ張り
再度.
砦頂上に向けて急降下.
後にはヒエナが頬を濡らしながら付いていくのだった…
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