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俺、遠藤長太郎は不登校になっていた時期があった。
原因は小学校低学年の時、教師から受けたイジメだ。
辛かった、苦しかった、悲しかった・・・
俺の将来を考えてくれた両親は生まれであった東京に戻る事を決めた。
でも俺は転校先の学校に行ってもまたイジメられるかも知れないとゆう恐怖に怯え、不登校を続けていた。
そんなある日、ふと見ていたテレビで特撮ヒーロー番組がやっていた。
悪の秘密結社が子供達の負のエネルギーを使って世界を闇に包み込もうとしていた話だった。
そのヒーローは子供達に
「自分の殻に篭るな!戦え!例えそれが運命だとしても、素晴らしい未来が待っているから!」
何か自分が言われた様な気がした・・・
それから俺はその特撮ヒーロー番組、黒き仮面XR(クロスライダー)に夢中になった。
彼の強さに、心に、在り方に俺は憧れた。
それからは学校にも通うようになり、スポーツに武術に勉強に励んだ少しでもXRに近付く為に。
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