藍と紺と、哀と

16/16
69人が本棚に入れています
本棚に追加
/202ページ
「清花は…俺の救いだ」 宗太郎は、そう言った。 わかっている。 私は誰かの救いになるような 人間じゃない。 苦しいのは…、 “宗太郎の傍で休まると感じる羽根は、 既に堕ちて無い。” その事に目を背けているからだ。
/202ページ

最初のコメントを投稿しよう!