第一章 穏やかな大学生活の幕開け

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10月に付き合いはじめたあたし達も、もう今月で五ヶ月になる。 月日がたつのは早いもので、大学生活一年目も終わろうとしていた。 なんだかんだで、友達とも仲良くやっていたし、勉強も中間当たりで、彼氏もできて、充実した大学生活を送っていた。 幼なじみだったこともあって、新一とあたしはお互いの両親公認の仲だったので、付き合いやすかった。 もちろん昔から仲が良かったので、喧嘩もしょっちゅうしながらなんだかんだで仲良く過ごしていた。 「春休みなにしよっかなーー。」 あたしはそれより、久しぶりの長期休みである春休みが楽しみで仕方なかった。
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