第一章 穏やかな大学生活の幕開け

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そんなあたしにまさか爆弾が降り注ぐとは思ってもなかったのだ。 いつもと変わらない一日だった。 部屋でぼーっとしてたら、新一から電話がきて、いつものようにチャリかしてー。と言ってきたのだった。 はいはい。と、自転車のカギをもって寄宿舎の階段をおりたところに、いつものように新一が立っていた。 「はいよー。」 「ありがと。…あ、俺、学校やめるから。」 あたしは冗談だと思い、笑って流した。 「なにそれー面白ーい。」 「いや、本気で。」 新一の顔が真剣だった。 「…え?まじで言ってんの?」 彼は頷き、「じゃ、あとで返すなー!」と去って行った。 理解ができないまま、部屋に戻った。 携帯に新一からメールが届いていた。 <ほんとにやめるから近いうち、ご飯いこー> …こいつ、本気なのか?
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