チョコと共に異世界へ

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「ヤイチ~、朝ご飯よ~!!」 「んぁ…? ふぁぁ……っ」 その声で目が覚める ベッドから体を起こし、高校の制服に着替え、部屋を出て階段から下へとおりた 「おはよう、母さん」 そう言って、椅子へ座った 「おはよう、はい、ヘーゼルナッツ入りチョコ200g」 「うぃ、サンキュー」 そして、そのチョコレートの山を口に流し入れる 「………ふぅ、朝はこれに限る」 「ほら、もう行く時間よ?」 「ヤベッ!? 行ってきます、母さん!!」 「はい、行ってらっしゃい。気をつけてね」 あわただしく家を出て走って学校へと向かった ???「はぁー、ここでコレ入れるのか」 大量の本棚に囲まれ、ビンやら試験菅が乱雑する部屋で何かの実験をする男 「よし、コレで完…成……!!」 試験菅に紫色の液体が出来るとグツグツとなりだし、そして ???「げっ…、ヤバ、逃げ……」 カッ!! 大爆発した。 ???「危ねぇ、死ぬかと思った」 「………」 ???「おぅ、どうした、我が部下よ?」 「先ほどの爆発で人間界の資料と一部の人間のデータが消えました、といえばわかりますか?」 ???「あれ、それってもしかして」 「はい、その通り。間接的にですが殺人ですね、神様?」 「………どうしましょ」 三分後… 「疲れた、もう遅刻しても良いや……」 諦めました(・ω・`) と、考えていると後ろから声が掛けられる。 「おやおやwwwどうしたんだい同士霧乃くんwwwwww」 「朝からウゼェノリで来るな、変態女子め」 「だが断るwwwヤイチになら変態と罵られても構わないwwwむしろご褒美wwwwww」 「はぁ……」 ―こんな日常がいつまでも変わらないものだと思ってた、この時まではwww」 「変なフラグ立て…んな……?」 ふと上を向く。 俺の頭上から巨大な鉄骨が落ちてくるのが目に入る。 「………最悪だ、厄日かよ」 そして、俺、霧乃(キリノ) ヤイチの意識がここでブラックアウトした。
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