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再び~second story~
アルという青年は、少年の時に、人魚姫に恋をしました。
その恋が、どうなっているのかは…誰も知らない。
彼自信にも…分からないのだら。
あれから、3年が経とうとしている今日この頃、
王子は相変わらず妃の事を命の恩人だと勘違いし、仲良くやっているようで。
何とも憎いことだ。
何度、崩そうかと思ったことか…
だが、出来なかった。
母が、母に迷惑をかけるわけにはいけないから。
でも、もう限界だよ。母さん。ごめんなさい…
3年前、あの時の俺が彼女を止めていれば…
後悔ばかりが後を追う。
死んだ人は生き返らない。そんなの知っている。
でも、もし、生き返る手があるとしたら?
ないこともないんじゃないか?
そう思い、調べに調べた結果、1つだけ…
とてつもなく、恐ろしい方法を知った。
悪魔と契約を交わす_____…
死んだものを生き返らせるために。
自分の命を引き替えに…
苦しみながら生きる自分と、幸せになる彼女など、天秤にかける必要さえもない。
俺は、彼女を選ぶ。
即答!!
何て、不可能か。
夢見すぎだなー。
俺。
アル 18歳 青年と言うには、幼い顔立ち。
いわゆる、童顔。
だが、整っている顔で、結構モテる。
可愛い系?の顔なんだな。俺。
そのわりに、男らしいから、ギャップ萌えってやつで女なんか、何人も落としてきた。
そんな俺に、2度目の運命が訪れようとしていた。
そんなことに、気づくわけなく…
今日も、漁の準備を始めますか。
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