再び~second story~

1/2
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ

再び~second story~

アルという青年は、少年の時に、人魚姫に恋をしました。 その恋が、どうなっているのかは…誰も知らない。 彼自信にも…分からないのだら。 あれから、3年が経とうとしている今日この頃、 王子は相変わらず妃の事を命の恩人だと勘違いし、仲良くやっているようで。 何とも憎いことだ。 何度、崩そうかと思ったことか… だが、出来なかった。 母が、母に迷惑をかけるわけにはいけないから。 でも、もう限界だよ。母さん。ごめんなさい… 3年前、あの時の俺が彼女を止めていれば… 後悔ばかりが後を追う。 死んだ人は生き返らない。そんなの知っている。 でも、もし、生き返る手があるとしたら? ないこともないんじゃないか? そう思い、調べに調べた結果、1つだけ… とてつもなく、恐ろしい方法を知った。 悪魔と契約を交わす_____… 死んだものを生き返らせるために。 自分の命を引き替えに… 苦しみながら生きる自分と、幸せになる彼女など、天秤にかける必要さえもない。 俺は、彼女を選ぶ。 即答!! 何て、不可能か。 夢見すぎだなー。 俺。 アル 18歳 青年と言うには、幼い顔立ち。 いわゆる、童顔。 だが、整っている顔で、結構モテる。 可愛い系?の顔なんだな。俺。 そのわりに、男らしいから、ギャップ萌えってやつで女なんか、何人も落としてきた。 そんな俺に、2度目の運命が訪れようとしていた。 そんなことに、気づくわけなく… 今日も、漁の準備を始めますか。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!