うわさの始まり

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うわさのいろいろな検証を始めて一ヶ月 俺のうわさはおさまらず さらにエスカレートしていった。 そして俺はうわさのせいで 有名人になっていた。 もうおれのまわりは 「これっていじめられてね?」 てきに思うぐらいひとがいなかった。 ここまでくると 心が小麦粉のようにさらさらになっていた気がする。 今日も学校から帰宅し どうやってうわさを解くか考える。 最初に考えた作戦は 「誰かを頼る」ってことだったが 友達すらいない俺はその作戦は実行することはできなかった。 次の作戦は笑わして「あれ?このひとやさしくね?」作戦。 この作戦を実行した結果 すべった。 もうやりたくないです・・・ そして今日実行した作戦は 「無理矢理うわさを解こう!」作戦 この作戦を実行したら 無理矢理うわさを解こうとして 肩をつかんだ瞬間肩をつかまれた女子は泣き 「ちょっと!!泣いてるじゃない」 「最低!!なにやってくれてんのよ!!」 と自分がやったことを反省させられた。 そしてしっかり距離をとっていた。 俺に近づかれるのがそんなにいやか!!! しかしどんなことをしてもうわさを解きたかったので 心が粉状でも作戦をがんばってたてる。 しかしこの俺のうわさは一人で解くには不可能のような気がする。 だって近づくことすらできないんだぞ? 拉致るとか? それこそできねえよ! 校内で放送して知らせるとか? 恥ずかしくて声が出なそうで心配。 家族に相談する? いや これは俺の問題だから自分で解決する。 でもできない ・・・ 「どおすりゃいんだぁあああ!!!」 さっきまで自問自答したわけだがしていくほどわからくなってしまった。 いつも一人の俺が覚えた技の一つ「自問自答」ね その時 「お前はバカか」 とハスキーな声が聞こえてきた。 「!?(?????)」 僕の好みの声だったのでついついテンションが上がってしまった。 ふぅ あぶないあぶない もうすこしで襲いかかるところだった。 ・・・・・・・・・誰に? 「えええ!?ちょっ!誰ですか!?ここ俺ん家ですけど!?」 俺以外誰もいないはずの部屋に問いかける。 「バカ ここ俺ん家だよ」 「えええええええ!?まさか・・・幽霊・・・・さん?」 「そういう意味じゃねぇ」 すると 目の前が急に明るくなったと思うと 俺の目の前に 女の子が現れた。 全裸の 「ええええええええええええええええ!?」 今日一番のびっくり アァァアンドォオオオ 興奮!! でした。
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