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ちょうど、三層の入り口に最も近いトラップに二人とも引っかかり、そこから、三層にすぐ突入してきた。
「出陣だ」
「了解です」
「なぁ、ここってダンジョンだよな？ 」
「バカね。完璧にダンジョンじゃない。さっきの落とし穴とかもろに」
「しかしよう、何で闘技場なんだ？ ボス部屋か？ 」
「しっ！！ 誰かいるわ。先客さんかしら？ 」
「かな？ おおい、そこの二人！！ あんたらも冒険者か～？ 」
俺たちを冒険者と間違えたのか、声をかけてくる二人。
「打ち合わせ通り行くぞ？
よくぞここまで来たな、冒険者たちよ！！ 」
「来たっていっても、ほぼ直通なんだけど……」
「ほっとけ……」
セリフの途中に茶々いれんなよ……
「あぁ～、もうめんどくさいです。行きます！！ 」
「ちょ、アリス？ あぁ～～……行くぞ、冒険者どもッ！！ 」
「「えぇ～～～！！？ 」
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